ハリー・ポッターと死の秘宝(上下)
ハリー・ポッターと死の秘宝(上下)を、Amazonにて予約購入しました。
午前中に来るはずだったのが、結局14時過ぎに、不在扱いで届きました。
相変わらずだな、Amazon!(笑)
午後から外出して、そこの店の前に本屋があるので、思わずそこで買いそうになりました。
…勿体ないからやめたけど(笑)。
読んだ感想。
面 白 か っ た !!!!
ローリング女史の、物語の構成力とか、伏線の持ってき方とかには、本当に感服します。
ここ最近の巻の中で、一番面白かったです。
アズカバンの次かな?
ネタバレが多いので、続きにて〜。
予め、
主要人物が三人死ぬ
と聞いていたので、かなりどきどきしながら読んでいました。
まっさきにヘドウィクが居なくなったときは、「どこかで出てくるじゃ!?」と期待したんですが、無理でしたね…。
亡くなった中で、彼の存在が一番悲しかったかも。
ルーピンとかは、ある意味、予想していたというか(笑)。
まさか、お母さんも一緒に…とは思わなかったけど。
でも、子供がまっすぐに育っているようで良かったです。
ホントに、将来的に、ハリーの家族になるといいですね。
ダンブルドアもどこかで復活するんじゃ…という思いがありましたが。
一部分では叶って、一部分では叶いませんでしたね。
でも、彼の死が、「誰かにもたらされたもの」ではなく、「自分で選んだもの」だったのが救いでした。
そして、最後の最後で、ハリーを支えてくれるのもこの人なんですよね。
英雄然とした彼の弱い部分については。
ダンブルドアにも、若い頃があったんだな…と。
ハリーだって、何度も過ちを犯していますけど、友人や大人達の助力で、なんとか乗り越えてきたんですよね。
けど、ダンブルドアはひとりだった。
最期に、ハリーという理解者を得られたのが、彼にとっては救いだったのかもしれません。
セブルス。
鬼太郎のねずみ男や悪魔くんのコウモリ猫みたいに立ち回るかと思いきや…。
実はリリーの才能を最初に見いだした人であり、純粋に愛していた人なのですね。
ハリーに辛く当たっていたのも、愛憎の裏返しだったんだなぁ。
リリーの息子という点で愛しくても、恋敵かつ宿敵の息子だから、憎くてしょうがなかったんでしょうね。でも、自分の中にある、純粋な部分を最期まで貫き通したのは凄いと思います。
物語は、ハリーたちが三人だけで旅をしたり、途中で別離したり…をしていくわけですが。
基本的に、「仲良し三人組」が好きなので、三人で行動してくれるのが嬉しかったですね(笑)。
ここ最近は、微妙な青春期に入って、三人の内の誰かが欠けている…ということが多かったので。今回もロンが外れてしまったけど、無事に戻ってきたし、活躍するし!
ロンは結構活躍していますよねー。
バジリスクの牙のことを思いついたりとか。
なんだかんだと、ハーマイオニーを励ましたり、支えたりするところが。
緊張の最中の場面でのキス・シーンには驚きましたが(笑)。
いやでも可愛かったです。
活躍したと言えば、ネビル!
一巻では、彼がこんなに活躍するなんて、誰も思わなかったでしょうね!
グリフィントールの剣を引き抜いて戦うところとか、格好良かったです。
長じては、薬草学の教授ですか〜。
教えながら、失敗していたりとかしていそうですね(笑)。
あと、おばあちゃんも格好よかった!
ダメ孫を叱り飛ばしていたおばあちゃんだけど、ホグワーツで戦う孫に対して「誇りに思う」とか「援護に行かなきゃ」とか言っているのが、とても素敵だなぁと。
ハーマイオニーは流石の活躍でしたね。
戦うヒロイン。しかも頭脳派。
好きだわー。
ついつい映画版のイメージが沸きます。
エマちゃんかわいい…。
ヒロイン繋がりでジニー。
活躍の場は少なかったけど、でもハリーの心の拠り所になっていましたよね!
最終的にハリーと結婚して、素敵な家庭を築けたようでよかったです。
…しかし、ハリーって、何の仕事に就いたのかな?(笑)
ビルとフラー。
悲しいことが多い中で、この二人の結婚式と新婚家庭は、ほんわかムードにさせてくれました。
フレッドとジョージ。
双子の片割れが居なくなるとは…。
彼らには、後世に残る「いたずらの店」をやっていっていただきたかったですね。
パーシー。
彼が戻ってくるとは思わなかったので、意外でした(笑)。
モリー。
最終戦での、女対女の対決が、とても格好良かったな、と。
女というか、「お母さん」として。
彼女はいつもいつもたくさんの愛情を注いでくれましたよね。
ロンと結婚した後の、モリーとハーマイオニーの会話を聞いてみたかったです(笑)。
それから、また物語りに戻りますけど。
(読後で興奮しているので、話があちこちに行ってすみません)
ポリジュースとかほかにも色々なグッズが登場したり、初歩的な魔法が活用されていたり…。
幽霊たちに意外な過去があったり。
「これ複線だったんだ!」と思うようなところから、「ここの部分の解明を待っていたのよ!」というところまで、実によく網羅されていたと思います。
ホント、ローリング女史の筆力には感服します。
そして、面白い物語をありがとうございました!
おまけ…というか、自分メモ。
ポッター家
ハリー&ジニー
長男ジェームズ(ホグワーツ学生)
次男アルバス・セブルス(11歳)
長女リリー(9歳)
ウィーズリー家
ロン&ハーマイオニー
長女ローズ(11歳)
長男ヒューゴ(リリーと同じくらい?)
ビル&フラー
女ビクトール
ルーピン家
リーマス&トンクス
長男テディ
マルフォイ家
ドラコ&???
長男スコーピウス(11歳)