屋根裏生活×やねうららいふ

機械・電子系ガジェット・本をこよなく愛し、いろなんことをやってみたがる人の、気まま記録。

母の葬儀が、終了しました。

食道癌で入院していた母が2022年3月30日に急逝しました。

夕食後にベッドで横になった状態で、いきなり脈が弱くなり、モニターで気付いた看護師さんが慌てて部屋に飛び込んだ時にはもう脈がなかったそうです。

懸命に蘇生措置をしていただきましたが、一度も意識が戻ることがありませんでした。

たまたま家族(妹、私、父)が、実家に揃っている状態で、病院から妹に「すぐ来てください」と連絡があり、三人で病院にかけつけたものの、道中で再度連絡があり「心臓マッサージを30分以上やって脈が戻らないので、これ以上は……」と通告がされました。一応、希望があれば家族が到着するまで心臓マッサージはしてくれるとのこと。私と妹は身体が損傷するなら、もういいかな……と思いましたが、父が「温かいうちに会いたい」と希望したので、病院にその旨を伝えて、さらに30分程度蘇生措置を行っていただきました。

 

病院に着いてからは、駐車場から病棟までが物理的に遠い遠い。

(大学病院だからか、敷地がめちゃくちゃ広い)

 

病室に着いて母の姿を見ることは出来ましたが、声を聞くことも、視線を合わせることも、手を握り返すこともなく……。

家族三人同意のうえで、蘇生措置を停止していただき、そのまま死亡確定しました。

 

当日の昼には、妹や姪甥甥たちとLINE通話していたらしく。

父も前日には電話していたと。

私は、約10日くらい前に電話したのが最後になりました。ここしばらく残業で疲労困憊していることを妹から聞いて、気遣ってくれたみたいです。

今更だけど、こんなことになるなら、もっと電話しておけば良かったなあ。

それに、母のために本を買うことも、もう必要なくなるんだなあ。

(80という年齢に反して、ライトノベル大好きな人でした。入院にも、大量な本を持って行ったし)

 

なお、「心臓が止まった」ことが死因ですが、「なぜ止まったか」は不明なため、病院で亡くなったにもかかわらず、【事故死】扱いになるそうで。

病院から警察に届け出がされました。内容によっては解剖などもあり得たみたいですが、幸いにも「事件性はない」と判断が下り、死後CTのみで済んだようです。

 

病院では、着替えや軽く化粧もしていただきました。

その後、愛昇殿の霊柩車に迎えに来てもらい、母には父が付き添って地元まで。

私と妹は入院時に持って来ていたものを片付けて、妹の車でいったん自宅へ。書類などを探して、再度愛昇殿へ。

そこで詳しく打ち合わせするのかな?と思ったら、とても短く(苦笑)。

でも、全部終わって帰って来たら、1時だか2時だかになってました。

流石に疲れました。

病院内も、行ったり来たりしたし。

病院まで往復の運転した妹の方が大変ですけどね。

 

 

告別式は2022年3月31日、葬儀は2022年4月1日終了しました。
葬儀では妹と父が号泣してたので、かえって私はあまり泣けなかったかな……。
喪主は長女である私がという話もありましたが、同居していた妹の方が手続きもしやすいし、母の生前の希望なども聞いていたそうなので、妹に頼みました。
それと、私自身、自分で仕切るより補佐する方が向いてるところもありますし。

姪甥甥は、姪っ子はもうじき19歳なので大人しく出来るのは当然として、中二、小5の男の子が男の子たちが、僅かも騒がすにいたのは褒めてあげたいです。スマホいじってたのも、ごくわずかだったし(家族用の控え室で待ってる時と、斎場で待ってる時)。音も出ないように、イヤフォンしてたし。むしろ、父方の親戚筋の方が、式中でも通知音がうるさかった。80歳前後のお年寄りばかりだから、スマホのマナーモード設定がわからなかったかもしれないですが。

 

 

しかし、お葬式あげるのは、本当にお金がかかりますね!
母は生前にある程度準備してくれていたので、私たちはそれほど苦労しませんが、これが自分だったら?と思ってしまいました。
遺族年金の保険は入っているけど、お葬式あげる時には保険金が手元にないわけで。
うーん、真面目に、愛昇殿の互助会とかへの加入を検討しないと。
独り身だからこそ、なにかあったら、妹か姪っ子に迷惑かける羽目になるだうし。
忌引で仕事が休みの間に、一度相談に行ってこようかな。

実家は仏壇を買い替える話もしていたし、その辺も詰めないと。

そういえば、住んでいる市には市役所に「おくやみ課」というものがあるそうで。
市役所関係の手続きを、そこでまとめてやれるみたいです。ただし事前予約制の上、4開庁日前からの予約しか取れないんですが。そのため、私の忌引休暇中には予約が取れず、妹のみで行って貰うことになりました。
なにからなにまで、本当に申し訳ない。
(妹は、パート二件掛け持ち)