屋根裏生活×やねうららいふ

機械・電子系ガジェット・本をこよなく愛し、いろなんことをやってみたがる人の、気まま記録。

デュラララ!!って、どんな話?


デュラララ!!は、あらすじを端的に表現するのが難しい作品ですね(^^;;。

個性溢れるキャラが目立つ一方で、ミステリアスなストーリー展開。
しかして、物語そのものに一貫したメッセージ性はないし。


そんな作品を、天堂なりにご紹介してみました☆



---------------------------------------

無数の点と点。
本来なら交わらないはずの点たちは、意地の悪い偶然と、数多に張り巡らせられた必然により、運命の線を交差させられてしまう。





お人好しで純朴奥手な少年は、インターネットを介した「目に見えぬ繋がりをもつ」巨大な組織の創始者となった。





女性と見れば手当たり次第に口説きまくるお調子者の高校生は、中学生にして圧倒的なカリスマ性と腕っぷしで一つの組織を立ち上げ、「将軍」と崇められるリーダーとなった。




大人しく控え目で内気な少女は、その生い立ち故にか「人間を愛せない」。
だが、それ故に「人間を愛する歪つな存在」である【妖刀】の宿体になっても自我を保っていられた。





都市伝説として語られる「運び屋」こと「黒バイク」「首無しライダー」の正体は、アイルランド出身の妖精だった。
彼女は、【影】と【愛馬】を自在に操る異形の存在。




温和な性格と緊張感のない笑顔をたたえた若き闇医者は、幼い頃から同居してきた【首から上がない】女性…首無しライダーを盲愛する。




金髪にグラサン、くわえ煙草に常にバーテン服姿の背が高い男。
普段は物静かな青年だ。
だか、沸点が異様に低く、喧嘩は常識を覆すほどに強い、伝説級の「絶対敵に回してはいけない最強の男」。




爽やかでありながら常に胡散臭い雰囲気を纏う飄々とした情報屋の青年は、「ただ一人を除いた、人間全てが好きであり愛している」と言う。
そして、愛するがために、人々を観察し続けたい。
…自分が与えた火種によって、人々がどんな運命を辿るのかを。




各々に、秘密と過去と悩みを抱えながら生きる高校生たち。
三人でいることが、ただ楽しかった。
楽しいからこそ、己の問題で友人たちに迷惑をかけたくない…。
生温い幸福を享受し続けていたかった。




だが、彼らは「自分が守りたいもの」のために、それぞれのチカラを駆使してしまう。



調和は、徐々に崩れていく。
僅かな偶然と、悪意ある必然によって。




だが、首無しライダーは、彼らの前に現れる。
死を告げる妖精「デュラハン」としてではなく、少年たちの「友人」として。




また、情報屋が張り巡らせた操りの糸を無造作に破壊する、お互いが不倶戴天の敵と認める最強の男もいる。




池袋という街には、様々な生き物が生息する。



常識と非常識と、日常と非日常と、普通と異形、なにもかもが。



当たり前のように、混沌と。