屋根裏生活×やねうららいふ

機械・電子系ガジェット・本をこよなく愛し、いろなんことをやってみたがる人の、気まま記録。

白銀の蛇。

 白銀の蛇は、愛を知らず、温もりを知らず。
 闇に生き、闇に消える。
 心の中に抱えた灯りが、生涯唯一の温もりだと気付いたのは、灯火を守れた瞬間だった。
  うっすらと笑い、蛇は満足げに首部を垂れた。