屋根裏生活×やねうららいふ

機械・電子系ガジェット・本をこよなく愛し、いろなんことをやってみたがる人の、気まま記録。

BLEACH The DiamondDust Rebellion-もうひとつの氷輪丸-


 BLEACH The DiamondDust Rebellion-もうひとつの氷輪丸-


 劇場では見られなかったんですが、DVDを買いました♪
 しかし、これの限定版高いですよね!!!
 限定版の方、1万円近いんですよ。アホかと思いました。
 いくら撮り下ろしのドラマCDがついていたとしてもねぇ。
 Load・of・the・Ringのスペシャル・エクステンテッド・エディションも1万くらいしましたけど、あれはその価値があると思うなー。

 ま、結局のところ、私はオークションで買いました(笑)。
 他の人とかなり競り合ったけど、最後に即決金額6000円で勝っちゃった♪♪
 本当は4000円くらいで入手できないかと思ったけど、甘くないね。
 まぁ、発売されてそんなに日が経っていないから余計かもー。
 もう少ししたら、もっと流通して安くなるんではないかな?
 どうなんだろう。



 ※Rebellionは「反逆」って意味だそうです。



 さて、感想は続きにて。


日番谷冬獅郎を処刑せよ」



センセーショナルな煽り文句ですよね!

最初はびっくりしました。
なんせ、「あの」日番谷ですからねー(笑)。
真面目というか堅物な日番谷がなんで?!と思いましたよ。
結局のところ、その真面目さ故の今回の暴走というか迷走だったんでしょうけど。

しかし、怪我した状態で草冠を探す日番谷
…あの行動は意味不明だったなぁ(笑)。
いや、設定的には決まっているんだろうけど、画面には出てこないじゃないですか?
例えば、日番谷が草冠の霊圧を探ったりとか、そういうシーンが。
それになんで現世にいるの?という不思議さもあったしねー。
まぁ、その辺は些末事なんだろうけど(笑)。

一護日番谷に自分の過去を重ねて説得しているシーンとか好きですね〜。
DVDに収録されているブックレットや、キャストコメントなんかを読んでいても思ったけど、「深い」台詞が多いんですよね。
BLEACHは台詞回しも良くて好き。

絵的には、あんまりクオリティは高くないなぁと感じましたが、どうでしょう?
監督とかスタッフとか「凄く良かった」と言っていたけど、そうかなぁ(笑)。
場面にもよるかもしれないけど、一護のアップとか「うわ、ブッサイク〜〜」と呟きましたよ、私。
ただ、戦闘シーンとかは良かったですね!
スピード感もあったし。
ちょこっとだけだけど、鬼道も出てきたし。
残魄刀とかと違って、鬼道って表見が難しいと思うんですよね。
それがかいま見られて嬉しかったな♪
…修兵と吉良はちょっと可哀想でしたが。
副隊長二人がかりな上に、こっちは大怪我負っているのに日番谷圧勝!みたいな(笑)。
「強い強い」と言われつつ、『実は勝ったことがない』と言われている日番谷の実力発揮!というところでしょうか。

それにしても、キャラクターが多いので、監督とかシナリオとか構成の人は大変だっただろうなー(笑)。
誰をどこに出すかって凄く悩んだんじゃないかな。
結果としては、良いバランスになっていたと思います。
白哉兄さまはおいしいとこ取りだし、剣八も凄いことになっているし、恋次の残魄刀は映画の度に本来と違う使われ方しているし(笑)。
織姫は活躍の場が無くて、それが残念だったなー。
あと、最重要>天堂にとって
やちるが出てこなかった!!!!!
うわーん。寂しいよーーーーっ!!!
EDでちょこっとだけ出てきていましたが。
あれか。
剣八が潰されたときも一緒にいたのか、あの人(笑)。
十一番隊は一角と弓親も活躍していましたねー。
鬼灯丸も卍解したし。映画で出てくるのは意外でしたが。

それから、ルキアの残魄刀を(アニメでは)初めて見ました。
綺麗ですねー♪♪♪
女の子が強くて美しいのは嬉しいわ♪♪♪


最後に、なんと言っても、日番谷乱菊の関係ですね。
序盤の、日番谷の指令を忠実にこなす乱菊
無言で消えた日番谷を信じる乱菊
「隊長の背中を守るのが副隊長の務めですから」と言い切る乱菊
その乱菊に「後ろは任せた」と信頼を示す日番谷
ラストで、初めて人に対して礼を言う日番谷
この二人の関係がいいんですよねぇぇぇぇぇ!(笑)
※台詞はうろ覚えです。ごめんなさい(汗)。

剣八とやちる、京楽と七緒、愛染と雛森…。
こういう関係とはまた違う、「あくまでも上司と部下」なんだけど、逆にそれ故の信頼というのかなぁ。
多分、近いのは山本隊長のところと、狛村隊長のところですかねー?


日番谷と草冠の関係は…。
うーん。
難しいですね。
つか、日番谷不器用過ぎ!(笑)
この人、他に友達とかいないんでしょうねー。
情には篤いんだけど、自分に向けられる情には疎いというか。
「天才」とか呼ばれて、隔絶されているから余計かもしれないですけど。


アニメ編では出てこなかった(とりあえず、バウント編の冒頭まででは)シーンで、原作にあるシーン。
雛森たちが、日番谷の誕生日を祝うシーンです。
それまで傍観者的なイメージがあった日番谷に、ここでようやく血が通ったような気がしましたね。
天堂は、とても好きなシーンです。
アニメでもやってくれたらいいのにー。



なんだかんだと文句言っていますが、それぞれに見せ場があって、格好良い映画でした。
個人的には好きですね♪



特典CDの方はまだ聞いていないので、聞いたらまた感想追加しますー。


あ、特典DVDの中の、一護乱菊日番谷の声優さん達の座談会でのエピソード。
「耳の聞こえない女の子が、それでもBLEACHが好きだから映画を見に来た」
一護役の森田さんが話すわけですよ。
ここのエピソードは、凄いな…と。
DVDに字幕を入れるように掛け合った森田さんも、それに応えてくれたスタッフも、凄いです。
日番谷役の朴さんが
「音は聞こえなくても、振動は伝わるから、そういう演技をしていきたい」
というのも、役者魂っていうのかなぁ。
本当に、みなさんの熱演が伝わればいいな…と願います。