屋根裏生活×やねうららいふ

機械・電子系ガジェット・本をこよなく愛し、いろなんことをやってみたがる人の、気まま記録。

残された復讐

まるで、元から存在しなかったかのように、なにもかもを消し去っていった。
偲ぶものは確かにひとつとして、この手にはない。
けれど、声を、不器用な優しさを覚えている。
忘れてなどやらない。
ささやかな、復讐。
もう戻らない日々への郷愁。
されど、別れを告げることはない。
永久に 。