劇場版 『BLEACH ブリーチ』 Fade to Black 君の名を呼ぶ
劇場版 『BLEACH ブリーチ』 Fade to Black 君の名を呼ぶ
劇場版、第三弾です〜。
煽りが「さよならルキア」とか、「一護vs護廷一三隊」とかになっていたので、どうなるの?!と思っていたんですが、面白かったです。
特に隊長格は大活躍!
劇場版ならではの豪華さですね〜〜〜!
ネタバレは続きにて。
まぁ、つっこみどころは沢山あるんですが、全体的には面白かったな、と。
(あの姉弟がルキアと仲がよかったなら、恋次とも顔見知りじゃないのか!?とか/笑)
『原点回帰』とよく謳われていたように、基本に戻った感じですね〜。
一護とルキアの最後のやりとりとか好きだな。
絵に関しては好みが別れるかもしれませんが、個人的にはあまり綺麗とは感じなかったな。
なんかバランスが崩れているアップとか多かったし。
立ち絵でも、手足細すぎるだろ!!と言いたくなる物も多かったし(笑)。
でも戦闘シーンなんかについては、文句なく格好良かったですね!
特に、冒頭でも書いたとおり、隊長格が活躍するので!素敵!
修兵の残魄刀も登場しましたよね〜。TVは見ていないので、映像では初めて見ました。(原作でも、まだコミックスには未収録のはず)
総隊長が先陣切るのも素敵ですが、続く浮竹さんとか、京楽さんとか、空中から援護する日番谷とかも格好良かったです。
隊長格の始解は白哉と日番谷以外はあんまり目にする機会がないですものねー。
その割を食ってか、一角とか弓親とかは、戦闘シーン殆どなかったな。
あ、そういえば、今回は吉良の出番なかったような…。気のせい?(笑)
反対に、「反則技でしょ!」と言いたくなるくらい、浦原が頑張ってましたねーーーーー!!!!
隊長の羽織を羽織って出てくるとは思わなかったので、かなり驚きました。
(予告とかの姿は過去編のものだと思っていたから)
紅姫も絶好調でしたね。
それにしても、ソイフォンは浦原に助けて貰ったのに、礼は夜一に言うんですね(笑)。あの人の性格なら、絶対に浦原には礼は言わないだろうけど。
しかし、
・恋次の卍解は、主用途(戦闘)以外の使われ方をする
・美味しいところは白哉がかっさらう
・鉄砲玉剣八が相手に封じられて、最後には復活して暴れる+いつの間にかやちるが肩に乗っている(もしくは懐に入っている)
…のは、劇場版のお約束ですね(笑)。
いや、わかっていても楽しかった♪
物語の中心については、正直、どうなの!?とは思いますが。
私はてっきりあの姉弟は猫かなんかの化身だと思っていましたしー。
それか、なにかの裏取引があるかとか。
本当に純粋に、ルキアだけを求めていたんですねー。
しかし、どうやってマユリの実験のことを知ったのか、とか、色々突っこみたいところはありますけど(笑)。
その前に、そもそもマユリは、元々なにをしたかったのかとか。
核になった虚は、一匹だけの亜種じゃなくて何匹もいるのかとか。
(浦原が実験に使った物と、姉弟に憑いたものが同一なのか…とかですね)
ほむらとしずくについては。
ほむらはともかくとして。
しずく(神谷浩史さん)、台詞少な…ッ!(笑)
「お姉ちゃん」「ルキア」以外の台詞って、多分数えられるんじゃないかと思うくらいですよ!!!!
神谷さんの登場楽しみにしていたので、それだけは(個人的に)非常に残念です。
ほむらよりもかなり印象薄いんですが、神谷さんの熱演によって(?)、それなりに深みのある役所になっているのではないかと。ファンの欲目?(笑)
あとですね。
一護の戦闘が、(ダークルキアと戦って防戦一方になった時を除いて)格好良かったです!!
なんか、凄い「余裕」って感じ?(笑)
ある意味、超上から目線だけどね(笑)。
「卍解できない恋次なんて、片手で倒せるぜ」くらいな?
いえ、そんな一護が好きですとも!
コンは一貫して、男らしかったですね(笑)。
下心付の男らしさだけど、そういうところも含めて「男」なんだから仕方ない(笑)。
それにしても、改造義魂丸って、嗅覚があるんですか?
謎すぎる(笑)。
EDのポルノグラフィティの曲と、アニメーションが凄くマッチしていて、気に入りました。
残魄刀のシルエットor具象化が、次々と現れては消えていくんですけど、そのデザインセンスが凄く良いんですよ!
シルエットだけで誰の残魄刀かわかるあたり、まず原作のデザイン性が素晴らしいものだと思うし、その原作のスタイリッシュさを損なうことなく映像化するセンスも凄いと思う。敢えて、「キャラクター」ではなくて、「残魄刀」のみで持ち主を体現しているところとか。
ラスト、一護の斬月だけはシルエットだけではなくて、ちゃんとリアルに描き出されるんですね。
言葉はないんだけど、でもなんかとてもメッセージ性が強いと思います。
DVDになったら、また見たいなー。
それと。
タイトルになった「君の名を呼ぶ」ですが。
個人的に「名前を呼ぶ」っていう行動がとても好きなんですよね。
だからか、このタイトル、とても好きです。
あと、一護が恋次に向かって「100回でも200回でも名前を呼べ!」みたいなことを言ったシーンとか。
名前を呼ぶというのは、簡単だけど、とても大切なことなんじゃないのかな。
ほむらとしずくは残念な結末になってしまったけど、でも、これからはルキアが何度でも名前を呼んでくれると思うので。
あのふたりの存在が消えることはもうないでしょうね、ルキアが居る限り。