屋根裏生活×やねうららいふ

機械・電子系ガジェット・本をこよなく愛し、いろなんことをやってみたがる人の、気まま記録。

ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝


 ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝を観てきました!
 全然、前知識がなかったので、「怖い映画だったらどうしよう…」と不安感で一杯だったのですが、実際観てみたら、物凄く面白い映画でした♪♪♪
 めちゃくちゃ強引な引き合わせだけど、系統としてはインディ・ジョーンズみたいなものですね。
 
 この後はネタバレになるので、続きにて。
 それから、インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルのネタバレも含んでいるので、ご注意を。




 関係ないけど、来週は「20世紀少年」を見に行きます!
 原作は途中で読むのを止めてしまったけど、続きが気になる〜〜〜!(笑)
 映画は、予告編を見る限り結構面白そうなので、楽しみにしています♪





 
 前作を知らないので、最初、リックが出てきたとき、「こんなドジな人が主人公????」と謎だったんですが…(笑)。
 実は銃撃戦のエキスパートだったんですね!
 魚に対して銃をぶっ放してしまうところとか、凄いなーと(笑)。

 そして、ヒロインの片割れは、作家。
 しかしその実態は、学者かつリックと張れるくらいの戦闘能力を持った女性なんですね!
 うわー、うわー、格好いい!!
 いつも書いてますけど、戦う女の人は格好良くていいですね!!
 この作品は、美人で戦闘能力に長けた女性が沢山登場するので、個人的にとても嬉しかったです♪♪♪
 守られているだけのヒロインなんてつまらないもの〜〜〜。
 そして、彼女は「お母さん」であり、「妻」であり…。
 多面性があって、それも素敵だな…と。
 公式サイトで書かれていたんですが、主人公・リックは「妻に対して情熱を無くし、息子への接し方もわからなくなっている」状態からスタートするんだそうです。
 それが冒険を通して、再度妻に惚れ直すわけですね!
 ふふ。熟年カップルは安定していていいなぁ♪
 この辺も、結構インディ・ジョーンズみたいなものですねー。
 あっちは、一応新婚でしたけど(笑)。

 それから、新しい主人公の片割れ・アレックス。
 両親に反感を持ちながら、それでも同じような道に進みます。
 両親の血を引いているからなのか、あまり接点が無かった割に、銃撃戦だの肉弾戦だのに精通しています(笑)。肉弾戦はともかく、銃を買う費用とルートはどうしたんだ…。

 そして、もう一人の新しい主人公・リン。
 戦うヒロインです。
 美人で有能なのに、人里離れて暮らしていたせいか、ちょっと不器用。
 でも、なんだかんだとアレックスといいコンビ&カップルになって、今後が楽しみです♪
 エヴリンとの連係プレーも光ってましたね!
 義理の母との相性はばっちり!って感じですか。
 

 あと、物語のキーパーソン。
 ツイ・ヨアン。
 二千年ものの恋と恨みを持った女性であり、有能な妖術師。
 彼女が、皇帝と最後に対峙した時がとても格好良かったです。
 鍵となる剣を手に入れるために、自分から敵の刃に身を投げ出しちゃうんですもんね。
 でも最後に恋人と一緒に土に還れたし、皇帝の野望も阻止できたし、彼女的には結構幸せだったのかも。


 
 物語は、現役を退いて暇を囲っているリック夫妻と、両親に内緒で留学先の大学を中退して中国の古代遺跡を発掘している息子のアレックスから始ります。
 「戦争に巻き込みたくないから」と両親は息子を留学させるんですが、そのために彼は両親との接触があまりなく、互いにどうやって愛情表現していいのかわかりません。
 そんな中、アレックスは、両親の旧友である教授と共に、始皇帝の墓標を発見します。
 英国に居る両親と、中国のアレックス。
 本来なら、交わることがないはずだったのに、両親の元に英国からとある依頼が舞い込んできて、急遽中国への渡航が実現したからさあ大変。
 母の兄が経営している酒場で、親子のどっきり対面となってしまいました!
 
 リックは父親らしい態度を取ろうとするものの、普段あまりコミュニケーションを取ってこなかったため、実際どう接していいかわかりません。
 お互いがぎくしゃくしたまま、息子が発掘した始皇帝の柩を、オープニング・セレモニー前に一緒に見に行くことになります。

 ここからが大変!
 始皇帝墓所でアレックスたちを狙った女性が、再度現れたかと思うと、彼女は「自分より両親の心配をしたら」と言い出します。
 驚くアレックスの目に、知らない中国人と共に、なぜか旧知の教授が、両親を脅しているシーンが映ります。
 その間にも、両親は敵の隙を狙っては窮地を逆転しようとしますが、敵も然る者。なかなか、隙を突かせません。
 慌てて救出に向かう若手コンビ。
 しかし、間一髪で、間に合わず、始皇帝の怨霊が蘇ってしまいます。
 時は、中国の新年の祝いまっただ中。
 人々で賑わう町の中に、蘇った馬車が駆け出します。
 慌てて後を追うリックたち。
 混雑の中始る、馬車vs車、怨霊の妖術vs銃の戦闘。

 結局、リックたちは怨霊の妖術に歯が立たず、敗北してしまいます。

 けれど、怨霊が完全に蘇る前に倒せば、まだ救いがあることが判明。
 一行(リック夫妻、アレックス、リン、エヴリンの兄)は、一路チベットへ!!!

 ここで、怨霊と怨霊を蘇らせた危険思想の中国軍軍人たちとの戦闘が開始!
 父と子は、どちらが用意した銃がより性能がいいか、どちらの腕がいいのかを競り合いますが、いざ戦闘になってしまえば、それは些細なこと。
 しかし、ここでもリックたちは、怨霊に後れを取ります。
 更に、リックは怨霊に瀕死の重傷を負わされてしまいました。
 初めて見る父の弱った姿に動揺する息子。
 彼の悲痛な声に答えたのは、母のエヴリンでした。
 彼女の知識と、リンの助力で、アレックスたちは、シャングリラへと向かいます。
 そこで待っていたのは、リンの母とであり、始皇帝に呪いをかけた妖術師ツイ!
 ツイの魔術と泉の力で復活を果たすリック。
 父親の無事な姿に、安堵する息子。
 彼らは、ようやく不器用ながら、「本当の家族」になります。

 幸せな気分は、しかし一時的なもの。
 始皇帝の怨霊がシャングリラを探し当て、泉の聖なる力で更に力を増してしまいます。

 最終決戦は、万里の長城
 皇帝が自分の軍隊を蘇らせたように、ツイは自分の持っている妖術と永遠の命の全てを注いで万里の長城に眠っている、始皇帝の犠牲者たちを呼び起こします。
 反皇帝軍を指揮するのは、ツイの恋人であり、皇帝に惨殺されたかつての将軍。
 そこにリックたちの援軍も加わり、辺り一面は戦場に!
 2000年前の兵士達と20世紀の戦士達の乱戦が繰り広げられます。
 
 皇帝にとどめを刺すべきキーアイテムは、皇帝本人が持ったまま。
 彼と対峙したツイは捨て身で、皇帝を滅ぼす剣をもぎ取ります。
 彼女が手にした剣は、娘に渡り、最終的にリックたちが預かることになります。

 万里の長城にある妖術の場に始皇帝が到着してしまえば、リックたちに勝ち目はありません。
 決死の覚悟で猛追撃をかけるリックとアレックス。
 しかし、ふたりがかりでも、始皇帝は倒せず。
 ついには、頼みの剣までが折れてしまいます。
 その上、アレックスは始皇帝の攻撃によって意識を失ってしまい……。

 ふたりが戦っている間、エヴリンとリンも後を追います。
 その行く手を阻むのは始皇帝を蘇らせた中国人将軍。
 女性二人は、旅の中で会得した連係プレイで、彼らを撃破。

 そして、リックとアレックスは…。



 最後の、親子連携プレイがとても見事でした!
 リックとアレックスもだし、エヴリンとリンの義理の母娘コンビもなかなかのものです。



 インディと似ているなーと思ったのは、
 ●古代遺跡の発掘
 ●古代文明との対決
 ●親&子世代の連係プレイ
 ●夫婦連係プレイ
 ●旧知の仲間の裏切り
 というところでしょうか。

 どちらも、非常ーーーーーにっっ、ワタクシの好みでございます(笑)。
 先にも書いたとおり、女性が大活躍するのが、一番嬉しいですね!
 味方だけでなく、敵も美人で有能な女性がいるのが嬉しい。
 インディやドラゴン・キングダムもそうですけど、敵に魅力があると、ますます楽しくなりますよね!


 うう、インディもハムナプトラも、前作が観たい〜〜〜。
 来週あたりがっつり借りてこようかな。