屋根裏生活×やねうららいふ

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相棒 -劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン

相棒 -劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン


を、見てきました。
面白かったです。


ちなみに、天堂はTVシリーズを殆ど見ていません。
全作合わせても、多分2-3回しか見ていない(笑)。
嫌いなわけではなくて、TVを見る習慣がないから、見損ねていただけです。
番組としては面白いなぁと思っていました。
俳優さんの起用もいいしね。
水谷豊さん好きです。


映画版での人間関係が全然把握できなくて悔しかったので、TVシリーズのDVDを借りようと思ったら、同じように考える人が多いらしく、ファーストシーズンと2ndシーズンは殆ど貸し出し中でした(笑)。
それでも残っていたものを適当に拾って借りてきたけど。
やっぱり、一番最初の「相棒」になるところを見ておきたかったなぁ。
残念。
また今度探してみようーっと。
それにしても、TSUTAYA
旧作のくせに、「三泊四日」というのは、卑怯臭くないか(笑)。
ゲオでは、普通に七泊八日だったぞー。
今日はもう見る気がしないので、残り3日で、5本見るのか。
なかなか手強そうだなー。
推理物、見るのは好きだけど、なかなか疲れませんか?(笑)











なお、映画の感想は思いっきりネタバレなので、続きに書きますね。





パンフレット、通常よりも高いな?と思ったら、こんな中身でした。
ううん。
実に、映画に沿ったというか、面白い企画だなと思います。
まだ中身には手をつけていないんですが、開封した時点で、「やられた!」と思いました(笑)。


冒頭でも書いたとおり、天堂はこのシリーズを殆ど見ていません。
だから人間関係が全然わからなくて、見ていて「この人誰?!」と何度か思いました(笑)。
きっとあの人間関係を理解している方が面白く見られたんだろうなぁ。
失敗しました。


役者さんが豪華でしたね♪
岸部さんに津川さんに、西田さん。
大物がいっぱい。

でも、西田さんが出てきたときに、直感で「あ、この人だ」と思いました(笑)。
脇役にしては豪華すぎる配役だし、なによりも、ストローのクセがクローズアップされた時に、「これは後で出てくるな」と思ったわけです。
昔、赤川次郎が「推理小説の書き方講座」みたいなのをどこかに掲載していたことがあって、それを読んだのですね。
その時に、”無秩序にその辺にあるものを羅列しておきながら、「本来なら異物質であるものを紛れ込ませる」”ようなことが書いてあったんですよ。
たとえば、「その机の上には、インク瓶、ペン、羊皮紙、カッター、切手が置いてあった」としますよね。
一見何の変哲もなさそうだけど、「インク瓶とペン」で文字を書くような人が、「カッター」を必要とする可能性は極めて低いわけです。
そうやって、他のものに重要なものを埋没させるのが、推理小説の手法のひとつなんだそうです。
そのせいか、ミステリものを埋没読んだり見たりするとき、ついついその辺に目がいっちゃうんですよね(笑)。



しかし、「猟奇的な殺人」→「SNSに関連した連続殺人」→「チェスを使ったゲーム的な殺人事件」→「東京マラソンでの犯行」→「実は映画冒頭のシーンに結びつく、重要な機密に関することがテーマ」だったというオチは、実に見事でした。

東京マラソン」での警察の対応とか、右京さんが推理していくシーンが好きでした。
ただ、途中までは理詰めで話が進んでいくのに、急にあの女の子からの電話によって物語ががらりと変容したのは、なんか納得いかないな(笑)。
うーんでも、「理詰め」の部分は元教授がわざわざ仕組んだことであり、それが暴かれるのは不特定要素である彼女の行動だった…ということですかねー。
それにしても、用意周到に時限爆弾が用意されていたり、電子ロックがされちゃったりとか、そういう部分では、元教授は、「そこ」に右京さんが乗り込んでくることはある程度予想していたのかな。


そうそう。
元教授が逮捕されたときに、「妙にあっけないな?」と思ったんですよね。
それが、元教授VS右京さんの会話で真実が明らかになって、淡々と犯行の目的が語られる下りは、予想だにしていませんでした。
ハリウッド系の映画なら、絶対にこのオチは無いだろうと思いますね。
だからこそ、この映画のおもしろさが際だっているような気もします。

最後で、片山議員(だったかな?)が、「Sファイル」について公表するシーン。
まさかあんな結果が来るとは思っていなかったので、非常にびっくりしました。
狐と狸の化かし合いをしているおねーちゃんだなーと思っていたのに、なかなか芯があるというか。
格好良かったです。
女性が活躍する映画は、見ていて気持ちが良いですね(笑)。


それにしても、タイトルの派手さ(東京マラソン)に対して、なんかこう…。
ずーんと重いものを引きずるテーマでしたね。
実際にあり得そうなことだから余計に。
出来れば、こういうことは作り物のなかだけの話にしたいものです。
そういう平和な世界でありますように。



関係ありませんが、右京さんが使っていたような、ガラス製のチェス、天堂持っています(笑)。
チェスに関する知識は殆どないんですが、単にインテリアとして好きなので…。
東京の花屋敷に行ったときに、お土産として買いました。
1000円です。
ちなみに、その後、地元の明治村で同じものを売っているのを見かけました。何のために東京で買ったんだか(笑)。
映画に出てくるものよりも、2周りくらい小振りですけど、なかなか良い味出しています。
興味のある方は、花屋敷か明治村、もしくはネットで探してみてはいかがでしょう?
ついでにチェスのルールも知ると、より映画を楽しめるかも知れません。
天堂は一回説明読んだけど、さっぱり理解できませんでした(笑)。
そういえば、チェス関連で。
ハリポタにも登場しますよね♪
原作も映画版も、チェス対決シーン、大好きです。
それと、Angel'sFeatherの来栖の趣味(?)でもあるんですよねー。
だからこそ、ガラス製のチェスを買ったというのもあるんですけど(笑)。
つくづくと、そういうアイテムに弱い天堂です。