屋根裏生活×やねうららいふ

機械・電子系ガジェット・本をこよなく愛し、いろなんことをやってみたがる人の、気まま記録。

悲しみをときはなて

悲しみをときはなて by 陣内大蔵

 過去にも何回か書いているけど、この曲は、新入社員時代から、自分を支え続けてくれた曲です。
 この曲があったから、研修所(特に専門研修)でがんばれたんだなぁとつくづく思います。
 いや、いじめ?みたいなのがあってね。手を焼いたんだ。
 いじめというか、うーん、どうしても肌の合わない人っているよね。
 人種として理解できないというか(笑)。
 それに、三人部屋という、プライバシーのない生活にも慣れられなかったし。
 研修内容よりも、人間関係で泣かされたなぁ。
 母から手紙貰ってマジ泣きしそうになったこともありました。
 親ってありがたい。
 (あ、でも週末は帰宅していましたよ!土曜日の午後からだったけど)
 そーいや、この当時、大風呂で。
 同期の大卒組に覗きされたり、下着を取られたりしたんだった。
 ちょうど、天堂と天堂の同室の女の子ふたりだけの時で、ものっすごい怖い思いしたのを覚えてる。
 ガラス戸一枚の向こうの脱衣所に、酔った男の人が居るんだよ!しかも凄い騒いでて。
 天堂なんか、女の子の日だったから下着が汚れていて、それをこれ見よがしに晒されたんでした…。
 しかも、数年後、他の部門の同期から聞いた話。
 それをやった当人たちは、武勇伝として笑って話していたんだって!
 やった翌日は、大卒組全員で、朝礼の場で頭下げたくせに!
 お風呂場から出られなかった天堂は、そのまま大風邪引いて寝込みましたよ。
 心理的にも、もの凄く怖かったさ!
 それを、笑って話せる神経が信じられない。

 あ゛ー、それ言ったら、転勤前の職場でも嫌な思いしたなぁ。
 指令室と呼ばれる無線と機械の部屋があるんだけど、そこに、高校生の男の子が描きそうな類の女の人がひとりえっちしている絵がぺらんと置いてあったんですよ。
 それだけでも度し難いのに、その顔がドラミちゃんなのね。
 天堂、当時、職場でドラミちゃんと呼ばれていたので、明らかに天堂を揶揄した物であるわけですよ。
 あのさ。
 同じ職場の同じグループよ?
 しかも、年も殆ど一緒くらいの。
 その上、描いたと覚しき人物ふたりは一児の父。
 …よくもまぁそんなことができるわね、と。
 怒り心頭で、逆に無言になったね。
 会社のセクハラ担当に怒鳴りつけてやろうと思ったけど、そこの担当も全部男。
 もう、男の人とそういう話しをしたくなかったのでやめました。
 今にして思えば、あそこで勇気を持っておけばよかったなぁ。
 とりあえず上司と主任にだけは打ち明けたけど。
 上司はなんにもしてくれなかったし、主任には「もう二度と飲み会に行かない」と宣言しただけ。
 元々、その当時の職場は天堂と折り合いが悪かったのですよ。
 よくひとりのけ者にされたもん。
 (仕事でも飲み会でも)
 そこでよく4年も耐えたなー。
 あそこでもうつ病になりかけたけど。
 唯一、真正面の主任だけが、馬鹿話とか仕事の相談に乗ってくれたから乗り切れました。
 男の人の集団の中で生活することには慣れているけど、あそこまで馬鹿にされたというか、自分の矜持を岐傷つけられたことはないね。
 もう二度とあの職場とあの面子には会いたくないです。

 天堂の「結婚したくない」願望には、男性嫌悪性が混ざっている気がするなぁ。
 下手に男性と接する機会が多すぎて、苦手になっているような…。
 宿直室に、えろ本の山とかねー。
 まぁ、1:30の女性技術屋だったんで。(1フロア全員男性)
 あ、比率は、今の職場とそう変わんないか。
 ただし、今の職場は、前の職場と比較にならないほど居心地良かったです!
 それでうつ病になったのは、申し訳なかったなーと素直に思える。
 これが前の職場だったら、謙虚な気持ちなんて、微塵もなかっただろう。うん。
 ちなみに、学校も工業だったので、クラス内、女子2人でした。
 男ばかりの環境って、もう20年くらいになるのよねぇ…。
 華がない、華が。
 カウンセラーに話したかどうか覚えていないけど、「同じ立場」で相談できる人が居なかったのは辛かったなぁと、今になって思いますね。
 「孤立していたんですね」と言われたような気がする。
 そうだね。
 集団の中にいても、いつも一人だったような感覚。
 他の営業所の女の子たちとの交流もなかったしなぁ。
 (知っているの同期くらいだったし。その同期もどんどん結婚して退職しちゃったし。後輩も、途中から入ってこなくなったのよね〜)
 同じ営業所でも、他課だと男女比率が違うし、仕事量も内容も全然違っていたから、「同じ立場」という人はいなかったのねー。それに大抵の人は主婦だったし。新入社員が入ってこなくなったから、全体に高年齢化していたの。
 基本的に一人で居ることには慣れているんだけど、それでもやっぱりなにか支えが欲しかったのかな。
 ありすぎるほど趣味はあったけど。
 あー、そうだ。
 前の営業所の時は、毎月、1日か二日休んで旅行行ってたんだ(笑)。本当に、毎月ペースで。
 今の営業所は、休暇取るどころか、土曜出勤ばかりだから、旅行にしろ他の趣味にしろ、やるだけの余力がなかったんだよね。
 仕事で疲れて、一人暮らしだから主婦の真似事もして。
 自分のケアにまで手が回らなかった感じ?
 はは。
 でも自分の好きな人たちが精一杯やっていると、自分一人「疲れましたー」とは言えなかったんだよね。
 同じだけ頑張ろうとした。
 結局、体力とか、メンタル面とか、その辺が男性とは水準が違うことに気が付かなくて、全部使い果たしちゃったのね。
 うつ病の本を読んで知ったことだけど、うつ病は女性の方が罹りやすいらしいですよ。
 基本的に、男性は理性で物を捉えるけど、女性は感情で捉えるから。感受性が豊かすぎるっていうのかな?
 だから、最近は女性誌でも、女性のプチうつを取り上げていることが多いですね。
 

 あー、なんか凄い脱線した(笑)。
 歌の話でした。歌の。



 歌と言えば、入社直後の一般研修が終了したときに、研修生を送り出すときの曲が「どんなときも」と「愛は勝つ」だったんですよ。
 この二曲を聴くと、ついつい、当時を思い出します。
 ええと、もうすぐ15年前?
 最近、車の中で’80年代総集編みたいなアルバムをかけていることが多いから、耳にする機会が多いのよね。
 だから、ちょっと昔を思い出しましたと、さ。


 えらい長くなってすみません
 昔のこと思い出したら、ぽろぽろ出てきたもんで。
 今日はさっさと寝るつもりだったのになぁ(笑)。

 うー。
 明日は久しぶり&今の場所での最後の英会話レッスンです。
 4/1から教室が移るんですよ。
 距離的には近くなるんだけど、逆に車が使えなくなるから不便。
 他の生徒さんたちにも、かなり不評です。
 でもまぁ「駅前留学」を謳っておきながら、全然駅前じゃなかったからね(笑)。
 本文を全うするんでしょう。
 なにはともかく、明日、寝坊しないように行ってきます。
 先生誰かな〜。



*一般研修:電話、接待等の基本研修 2週間泊まり込み
*専門研修前期:電気系の勉強。主に電気工事士の勉強だった気が…。約3ヶ月半研修所に泊まり込み。三人部屋。
*専門研修後期:技術系でも机上系の人はなし。天堂も参加せず。約4ヶ月…だったかな。